―― まずは、現在の仕事内容を教えてください。
ヘルパーとして利用者様のご自宅に訪問し、食事や入浴などの日常生活のサポートなどを行う派遣業務を担当する傍ら、主任として職場の環境づくりにも努めています。
―― 『主任』としての役割を詳しく教えてください。
どうしたら介助が円滑に進むのか、利用者様ごとの接し方などの具体的な提案改善策を考え、まくら木に持ち帰るのが『主任』の役割です。
まずは、各コーディネーターが現場の意見をまとめたものを報告してくれます。その後、その意見を元に役所の相談支援部やプログラムを作る方と打ち合わせを行います。
コーディネーターの『まとめ役』のようなポジションなので、責任と大きなやりがいと感じていますね。
――入社のきっかけは何ですか?
私は約3年前までフリーターをしていましたが、両親が高齢になってきて「介護の知識があれば将来的に活かせるかも」と思ったのがキッカケで、就職を決意。
高齢者・障がい者どちらの介護にするかすら決めていませんでしたが、“未経験OK且つ会社負担で資格を取得できる”という社員に優しい待遇があるまくら木に興味を持ちました。服装や髪型が自由なのも、堅苦しくない印象ですごく魅力を感じましたね。
―― 入社後はどのように仕事を覚えていきましたか?
入社後は、先輩ヘルパーの訪問に同行し、実際に仕事をして学ぶことからスタートしました。また、資格を持っているヘルパーに同行する現場では、資格がなくてもできる簡単業務から任せてもらえたので、一つずつ経験を積んで覚えていくことができました。
――未経験からのスタート。はじめはどんな気持ちでしたか?
こまめに先輩ヘルパーがフィードバックをしてくださり、悩んだりつまずいたりしても気軽に相談できたので、日々安心して働くことができました。未経験だった私にとって、会社負担で介護関連の資格を取得できるサポートがあったのも、とても嬉しかったですね!
――仕事を続けていく上で、大切にしていることはありますか?
仕事へのモチベーションを維持するためにも、趣味に時間を設けることは大切にしていますね。また、私自身がスタッフの“聞き役”となり飲み会を開催しています。仕事へのモチベーションを保つ上で、職場の雰囲気やコミュニケーションはとても重要ですから。スタッフ全員が、嬉しいことや思いついたことを何でもオープンに共有し合えるような、話しやすい環境づくりを目標としています。
――他にも大切にしていることがあれば、ぜひ教えて!
利用者様のニーズに答えながらコミュニケーションを取り、仲を深めていくことも大切だと思っています。技術面の向上だけではなく、利用者様との『信頼関係』を築くことは、介護の仕事を続ける上で大事なことですね。
―― 介護職においての「やりがい」を感じる瞬間を教えてください。
生活のサポートをしていく中で、少しでも利用者様に変化が見えたときにやりがいを感じますね。入社から半年、1年…というスパンで見た時に、利用者様の「できること」が増えているんですよ。
――具体的にはどんなことが「できる」ようになるんですか?
例えば、「ご飯を食べ終えたら、食器を下げる」ことがなかなかできない方に、ひたすら自ら食器を下げる姿を見せ続けます。するとある日突然、自ら進んできちんと下げてくれるようになったりするんです!
利用者様は生活の一部として自然体で私たちと過ごしているので、その中でこちら側がちょっとした変化や成長を発見できた時は、とても嬉しいですね。利用者様が、現状よりワンランク上の自立した生活を送れるようにサポートする「やりがい」を日々感じています。
――では最後に、求職者の方にメッセージをお願いします!
この仕事で大切なのは、殻にこもらず視野を広げて取り組むことです。「未経験だから不安…」なんていう感情は必要ありません。入社後に悩みや困ったことがあったら“聞き役”の私になんでも言ってくださいね。一緒に働ける日を楽しみにしています。
身体を動かすのが好きなので、仕事の合間や休日にはジムに通っています。
あとは、買い物をしながら、のんびり街を散策したりもしています。
家で音楽鑑賞をしながらのんびり過ごすことも多いですね。