――まずは、担当されている仕事について教えてください。
ヘルパーとして利用者様のご自宅を訪問し、日常生活の様々な支援をさせていただいています。サポート内容は利用者様のルーティーンで決まっていることが多く、お買い物や洗濯、掃除、家事のお手伝い、お食事の介助、お身体のマッサージなど、多岐に亘ります。
――前職では、どんな仕事をされていたのですか?
アパレル業界の営業事務を5年ほど続けていました。経験を積むにつれて仕事のコツを掴んでいく一方で、顔が見えない相手とのやり取りや1日中パソコンに向かう動きのない環境に窮屈さを感じるようになり、3年目あたりから転職を意識するようになっていました。
――転職を決意したきっかけや、ヘルパーの仕事を選んだご理由は?
前職の会社の業績悪化により解雇になってしまったことが、直接的なきっかけです。いい機会だと思い、これからのことについて前向きに深く考えてみる時間を設けました。その中で、両親の高齢化や、家の近くに老人ホームがあったことから、介護の仕事に興味を持つようになりました。正直なところ、高齢者介護と障がい者介護の違いや具体的な仕事内容などは何も知らなかったのですが、未経験だからこそ真っ新な状態から多くのことを吸収できるのではと思い、介護の仕事を志望するようになりました。
――『まくら木』に入社されるまでの経緯を教えてください。
『まくら木』のことは、転職サイトで知りました。「未経験から始められ、必要な資格を入社後に取得できる点」と、求人の写真で見た「自由そうな雰囲気」に惹かれて、すぐに応募しましたね。
面接では2名の方に担当いただいたのですが、お二人とも優しい雰囲気があり、リラックスしてお話しすることができました。内定をいただいてからは即決です。他社の内定をお断りして、『まくら木』への入社を決めました。
――未経験で入社されて、最初の頃は不安だったのはないですか?
技術面のことや、利用者様とのコミュニケーションのことなど、「本当に自分にできるのだろうか」という不安感はありましたが、現場研修を通して出来るところから少しずつ覚えられ、無理なくチャレンジしていくことができました。
ヘルパーとして独り立ちした後も、おひとりお一人に最適なサポートを行うために、スキルアップや知識の補充は不可欠です。今でも、利用者様の障がいやご病気で分からないことがあれば、スマートフォンで調べたりして勉強しています。
――この仕事を選んで良かったと思えるのは、どんな時ですか?
利用者様に自分のサポートを受け止めていただき、心が通じ合えたと感じられた時でしょうか。お身体の支え方など技術的な部分を褒めていただいたり、普段あまりお話をされない利用者様から「ありがとう」というお言葉をいただいたり…。中でも、「あなたが担当してくれて良かった」と言っていただけた時は、とても嬉しかったです。次も頑張ろうという気持ちになります。
――匂坂さんから見て、『まくら木』はどんな職場ですか?
利用者様だけでなく、ヘルパーのことも大切にしてくれる職場だと実感しています。ヘルパーのライフスタイルや仕事の悩み、置かれている状況によって、「少しでも働きやすくするにはどうしたら良いか」を考え、対応してくれています。慣れない動きをして腰や手首を痛めてしまったことを相談した時は、痛みを和らげられるようにサポーターを支給してくれました。
シフトの都合も最大限に希望を汲んでいただいています。普段から不安や要望などを相談しやすく、心身ともに安心できる職場です。
――最後に、求職者へのメッセージをお願いします!
私たちの行うヘルパー業務は特殊な仕事ではありますが、資格や経験がなくても始められる育成体制や環境が『まくら木』には揃っています。誰かの力になりたい方はもちろん、おしゃべり好きの利用者様も多いのでコミュニケーションを取るのが好きな方にも向いていると思います!
休日はYouTubeやNetflixを流しながらモノ作りに没頭しています。